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必要な人にこそ生活保護


生活保護見直し法案が衆議院本会議で協賛、社民だけの
反対で可決された。

委員会では民主党自民党も保護申請前の救済策もあり
親族の支援は以前から行われていたので文言にしただけ
と答弁した。

生活保護にすがろうとした知人と関わっている私にとっ

共産党の反対討論は十分過ぎるほど当然な内容だった。

申請書を自力で入手し、ほいど(乞食)のような暮らしで
は病院の窓口三割負担は無理、病気の子供を助けたい一
心で申請した。が、却下された。

「食べていけるだろう」が理由だった。

就労のための職業訓練も充実していると政府は答弁した。

そんなことは無く狭き門だった。

生保でなければ生活がままならなくなる知人は、複雑な
家族問題を抱えている。

親族への通知だけでも避けたいのに支援できない証明が
必要になるとしたら、保護を諦めざるをえない。

働かないで保護を得たいのではない、働けない、働いて
も食べていけないから保護を求めるのだ。

それにも辿り着けず諦める庶民も多い。
結果、どれ程多くの餓死者が報じられたことか。

参議院で歯止めをかけられるのは国会議員、そして議員
を選ぶのは私たち一人一人だ。

一票の力で国民の大多数が人間らしく生活できる国にし
たいものだ。

小田嶋保子  64歳  無職

郵 025−0068  花巻市下幅4−10

電 0198−24−5213