自民党新憲法案学習会について

やっとかゆみからも解放されて少し筒エンジンをふかそ
うかなと考えている岩手の小田嶋です。

今朝も早朝散歩にでかけました。

どうしても、広い駐車場に迷い込み、鉄道の方に正規の
道に連れ戻してもらいました。

我が家の近くに目安になる線を付けてもらったのですが

気を緩めたらそれが見つからなくなってうろうろしてし
まいました。

ここからがみなさん聴き所ですよ。

ある和解女性が「慣れた道でしょうか?」と尋ねてくれ
たのです。

初めての体験でした。

事情を話すと、私が居る場所を教えて、さらに私が分か
る位置まで連れていってくれました。

伺ってみると、すぐそこの介護師さんでした。

とてもさわやかで、私の状況を把握してからお手伝いす
る、という

望んでもなかなか得られない対応を生まれて初めて体験
して、

将来、こんな風に配慮してもらえれば嬉しいな、と感激
しています。

えーと、昨日の額集会は録音を取りましたが、

本人は熟睡していました。(エヘヘ)

一度学習は済ましていましたのでたかをくくっていたら
しいです。

それでも、分からないことがあり質問しました。(ここ
が、小田嶋のすごいとこです(

。つまり、現憲法に違反する法律などは裁判で違憲判断
を仰げるが、

今回のような法案の場合意はどうなのか?と質問しまし
た。

講師は弁護士さんでした。

司法内には「憲法審査会」があり、出されているものが
憲法に違反するかどうか

常にチェックすることになってはいるが、ほとんど機能
していない。

理由は、最高裁判長は内閣によって任命され、裁判官は
裁判長によって任命されるので、ほとんど違憲判決は出
されることはない。そうです。

少ないけれど、違憲判断を出すと、その裁判官は左遷さ
れ出世の道は立たれる仕組みが生きていて、そこまで踏
み込む裁判官はほとんどいないのが現状、とのことでし
た。

個人と人の相違については推測の域をでないそうですが

憲法の素案は英語ですから

「individual(個人)であり、これは

分解できない存在という意味です。

人は集合的な意味も含まれ、天皇も人だけれど階級が違
うとか、天皇は元首であり、もくろみは

天皇は「神」にする布石ではないか、との解釈も成り立
つなど話が弾みました。

公共の福祉と公共の利益とでは大違いで、ある議員は

議会で批判的な発言をすれば交響の利益に反するとばか
り、言論を抑えられかねない、と語っていました

次に送る「紙芝居」の内容がそのことを分かりやすく紹
介しています

教育基本法は、明らかに憲法違反ですが、おいそれと
それを改めることはないでしょう。

また「いじめ禁止法案」が出されていますが、子供から
大人までの自由を縛る滑稽な内容です。

しかし、ソクラテスも言っているように、「悪法も法」
なのです。

ソクラテスは死刑にあまんじました。

もちろん、弟子のプラトンはそれを良しとせず、別なイ
デアという発想を作り上げていますが。

こうして、人類は英知を重ねて現在の文明にたどり着い
ているのですが、

それをまったく解しない野蛮な政治家が勝手に金と権力
の繋がりで横暴なことをしようとしているわけです。

どれほどの人々が、座して死を待たざるを得なかったこ
とでしょうか?

しかし、もう、封建制度はなくなり、奴隷制度もなくな
り植民地化もなくなりかけています。

そのために流されたおおくの血を現代人の私たちは大切
にし、二度と血を流さずに平和を築く義務が与えられて
いるのだと重います。

それが立脚する法が、日本国憲法なのです。

そんな立場で、昨日の公園は貫かれていました。

戦前生まれの弁護士さんでしたが、署名活動など、でき
る限りのことをなさっているそうです。

そして、金も地位もない私たちはそれをやりつづけるし
かないのです、とも語っていました。

護憲は間違ったイメージを与えるので、「憲法を生かす
、生憲」と言うべきではないか、と提案していました。

熟睡していた割には的を得た把握ができたのではないか
と思っています。

改めて、録音を聴いて(声が低くて聴きにくいのですが)
また報告します。