無造作な年金機構のやり方に怒り浸透!

怒っていても、「静かなるドン」のように冷たく反応している岩手の小田嶋です。

先程、年金機構から、年金についての封書が届きました。

点字など張ってはいませんでした。

65歳になるので、老齢年金か、これまでの障害年金を選ぶかという内容の書類でした。

夫がいましたので、読んでもらいました。

夫と私の頭が悪いのか、どうすればいいのか、さっぱりわかりません。

ともかく、東京の年金機構の担当者に電話をしました。

私が、全盲で、読むことができない旨をはなしました。

おきまりのように、どなたかいらっしゃいませんか?とたずねられました。

いるけれど、いない場合もある。独居老人だったらどうするのか?

代読代筆は、我が家の家計では利用できない。

封筒に点字で、中身だけでも張ってもらえないか、とたずねると、それはできません、との回答でした。

(これから、65歳を迎える仲間が多いので、この辺を今後交渉する必要があるのでは、と思いました。)

怒れる腹の虫を押さえつけて、質問をつづけました。

結局、障害年金を選択するという用紙に氏名を書いて印を押して提出(往復封筒で)するように指示されました。

その後、改めて申請書がとどきますので、それに記入して再度送付してください、とのことでした。
まぎらわしい書類が沢山あり、疑問に思った夫が、私のことを記載した書類は、なんのために送られてきたのか
とたずねろというので

電話を夫に代わりました。

すると、それは、後日送られてくるはずの書類でした。

3通そろえて提出すれば、後は何をするのかと私が再度たずねました。

当然のように、二度目のやりとりは必要ありません。と、訂正もせずに答えたのです。

決定したら、決定通知書が届き、12月からの送金となります。といわれました。

私の誕生日は10月5日ですよ。

疑問を投げつけたところ、その2ヶ月分は今までどおり入金されます。だと。

もし、見落として、提出しなかったら、年金は届かないのですか?とも訊きました。(死活問題ですから)

はいそうです。平気な声でこたえました。

気がついてから提出した場合、過去にさかのぼってもらえるのかと訊くと、もらえるそうです。

やりとりはこの辺にして、その対応の粗雑さといい加減さを

じゅんじゅんと説いてやりました。

ついでに、国から切り離され、熟練者が首切りされて、まずい対応しかできないのは、国民にとって、大いなる
損害だ、とも話ました。

国連の障害者権利条約、などに基礎を置いて

「合理的配慮」が今後求められるのだ、とも説明しました。

高齢化によって、文字が読み難くなったり、凹版編成やさまざまな視覚障害者がふえつつある時代に、なんの考
慮もせずに、今までどおり書類を贈ればそれでよし、という時代ではないことを自覚して

よーく内部で話し合って、対応するように、と言い置いて、名前を

わざわざ再確認して電話をきりました。

やはり、障害者といっても、どのような障害なのか、大事な部署では、個人情報保護がどうとかこうとかではなく

しっかり把握して、手続きに望んでほしいものですね。
となると、公務員を減らすのではなく、小回りのきく現場の公務員が数多く必要になる」筈ですよね。

これは、「国益」優先ではなく(国民優先」の一例ではないでしょうか?

「国民の目線で」と訴えている人たちもいますが

「国民と一緒」が一番いいですね。
これからは、こんな問題に直面することが多くなるのでしょうね。

せめて、差別の定義をしっかりさせたいものですね。