命よりお金優先の日本

さわやかな朝、さわやかに目覚めた岩手の小田嶋です。

桜さん、トランス脂肪酸については

内田さんお勧めの 食品の裏側 2で読みました。

ハンセン病エイズを防げる薬が、世界では使用されていたのに

在庫処理とばかりに、人名より利益優先というやり方を続けています。

日本の権力側と金持ち達の、国民軽視と無視の体質は

全く変わっていないのですね。

情報カ駆使が、日本人を 無知 にしてしまっているのでしょう。

これで成功したのがドイツのヒットラーで、

そのまねをしたら、などと平気で話す政治家もおり、無言実行に邁進する政治家ではなく政治屋根もいます。 AAコンビ。

今朝のラジオで、つつみ っみかさんが

TPPの本質を語っていました。

最大の問題は、医療。

日本は、皆保険で、薬価を安く設定している。

アメリカの他界薬は、太刀打ちできない。

アメリカは、国際何とか裁判所に訴える

そこは、出資金で発言力が決まり、米国が最大。

米国は日本政府を訴える
日本は負けて、莫大なお金を支払う。

日本政府は、薬を、保険から外す。

高額になった薬代を国民は払えなくなる。

そのための、保険に入らざるをえなくなる。

これを称して、混合診療という。

それを許したくなければ、TPPから外れることしかない。

この道筋を、農業と製造業のことだけの報道で、ほとんど知らされていない。

こんな内容でした。

韓国でも、裁判に負けて、多額の保証金を払わされました。

命も金次第のアメリカと日本は、こうなると、似たもの同士の双子のようなものになります。

私の兄は一昨年、Cがた肝炎で他界しました。

兄には、アメリカに住む、息子がいます。

大学を出るまでは、何としても保険をかけなければ、命を護れないと判断して

自分の国保を長年払わずに、息子に

仕送りを続けていました。

病気が悪化して、

それに気が付いた私と妹が、多額の国保料を支払い、保険証を手にいれました。

癌の末期でしたが、漢方を併用して

3年いきのびました。

漢方代も多額でしたが、兄の命には代えられないので

私の年金を全部それにあてました。

兄は、牧師でしたので、自分で使えるお金は無かったのです。

それでも、保険証のおかげで、病院にかかることができ

最後には、民医連加盟の病院で、ホスピスに入り

安らかに旅たつことができました。

日本の皆保険が崩されると

こんな悲劇が、頻発することは、目に見えています。

大切な人をお金が無いばかりに失う悔しさは、いつまでも、消えることはありません。

C型肝炎に感染したのは、兄のせいではありません。

あちらこちら問い合わせましたが、保障どころか障害の対象にもならなかったのです。

つい、私事になってしまいました。

食品にしても、薬にしても、病気にしても

一人ひとりの生活と切り離すことはできません。

それが、権力のほしいまままに操られていると思うと、いても立ってもいられません。

そして、とうとう戦争です。

軍需で設けようという目的は、みえみえです。

なんという国になってしまったのでしょうか。

この暴走する権力を、押さえ込むことができるのは

日本国憲法だけです。

この憲法というおりのなかに閉じ込めるしかありません。

もうひとふんばりしたいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。